「ああ、家の中が散らかっているなあ。片付けたいなあ」
と毎日願うばかりで、全く進まない行動できない。
「あんな収納を買ったらそこに片付けられるかも」
収納グッズばかりが増えていってはいませんか？
「片付かない」はものが多すぎるから
ちょっと今あなたがいる部屋全体を見回してください。
もう何年も使っていないようなものが、その部屋にいくつも存在していませんか？
いつか使うかもしれないと、
何年も使わずにただそこにしまわれているというようなものの存在がありませんか？
わたしはキッチンの隅に山のように紙袋が置いてありました。
買い物に行ったときや戴き物と一緒についてくる紙袋。
何十枚も保存していてもそれを使い切ることはないはずなのに・・・。
家の中が片付かないのは、あなたが必要でないものをいくつも所有しているのに
それを見て見ぬ振りをしているからです。
人がものを溜め込むのは自然なこと
確かにあれも、これも使っていないのに、ずっと置いてある！
と気づくものがたくさんあるかもしれません。
だからといって、自分を責める必要は全くありません。
私達人間はものを溜め込む習性をもともともっているのです。
ですが、必要のないものは手放そうという意識さえもっていれば、
片付けは誰にでもできるようになります。
物を多く求めて溜め込んでしまうのは、人間の本能として自然なことなのです。
実際は使っていない不必要なものに執着していないか？
「あれは、どこに置いたっけ」
という探しものが多いと、あなたは心当たりがないでしょうか？
何がどこにあるかわからないという人は、片付けて収納した気になっていても
ただ物を抱え込んで、あちらからこちらへ移動するだけになっています。
物をしまっておく場所というのが、はっきりと定められていないため、
使ってもとに戻すこと、決まった収納場所にいつもないということが起こっています。
この定位置を定めることができないのは、ものが多すぎるからなのです。
私達は、使わないものにも関わらず、物を捨てることに不安を感じます。
「捨てたら、後悔するかもしれない、使うかもしれない、もったいない」
という強迫観念から、なかなか物を捨てられないループに陥ってしまいます。
振り返ってみてください。以前に、物を思い切って捨てたあと、
それを使わなければならなくなったということが起こったでしょうか？
たとえ、あとで必要になったとしても、それは何ヶ月後、何年後・・・かもしれません。
物を捨てたあとの後悔に恐怖を感じている限り、
家の中を片付けるということは実現できません。
この恐怖に囚われて、片付いた家に住むことができないのは、人生がもったいないですよね。
物を捨てても、必要になったときに買い換えればよいと考えてはどうでしょうか。
何年も保管していざ使えるとなったとしても、
実は壊れていたり腐ってしまっていたりそんなことが多々あります。
物を捨てて片付けられる自分になるためには
実際、だいたいの物は過去にお金を出して購入しています。
もらったものもあるでしょう。
値段のついたまま、ずっとしまわれている洋服などないでしょうか。
勢いで買ってしまったものの着る機会が全くないもの、
人に頂いたけど、箱さえ開けず押入れの奥にしまったままのもの、
きっとそれを使う機会はこれからも訪れることはないでしょう。
購入した（頂いた）事実を正当化することで、
使うこともないのに処分しない理由を作り上げてしまいます。
処分すると決めるのは自分自身。誰も決めてはくれません。
覚悟が必要になります。
物を捨てることより、手に入れることが多い現代人は、
子供の頃からそれが染み付いています。
いろんな広告や宣伝に振り回されて、
たくさんのものを買ってものを増やしてきたのではないでしょうか。
時代の経過に伴って、もっと便利になり自宅にいてクレジットカードさえあれば、
買い物に行かなくても、簡単に自宅にものが届く現代。
過剰に物を持ち続けることを、見直してみてはどうでしょう。
今身の回りにある不要なものを処分し、物を買うことをやめてみる。
これを意識するだけで、片付けが始められます。
まとめ
物を買い込み溜め込むのは人にとって、本能の一つです。
意識して不必要なものを処分して
新しいものを増やすことをやめるという行動をすれば、
自然とものは片付いていきます。
https://www.onesdeco.info/kurasi/3959/
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