掃除しなくちゃ、片付けしなくちゃと
普段から、考えたり言ったりとしてしまっていませんか。
ですが、本当にその行動の違いをご存知でしょうか。
掃除と片づけの違いを知っていると、今自分がしている行動は、
片付けなのか掃除なのか、きちんと理解して行動することができます。
掃除とは
掃除とは、汚れやゴミ、ホコリなどを
掃除機やほうきなどで取り除き、
ぞうきんなどで拭いたりするという
きれいにするという行動です。
それは、状況やスケジュールに応じて行い、
身の回りを清潔な状態に保つということです。
片付けとは
片付けとは、出したもの、使ったものを決められた場所に
きちんと入れてもどすという行動です。
食器を片付ける、靴を靴箱に入れる、机の上のものをしまう など
があります。
生活をしているうえで、片付けという行動は
常に行わなければなりません。
出したらしまう。
服を脱いだらソファーにかけて脱ぎっぱなしにしていませんか?
ものをあるべき場所から出して、もとの場所にしまうことが片付けとなります。
もしも、片付けができていないという方は、
そのものがあるべき場所がきちんと決まっていないのではないでしょうか?
片付けをする行動を常にスムーズにするには、
①整理
②整頓
③収納
この作業ができていなければ、スムーズにいきません。
整理とは
整理とは、使うもの使わないもの、必要なもの不必要なものを分別する作業です。
使わないもの、不必要なものを置いておく必要はありませんよね。
その結果、処分する、だれかに譲る、オークションなどで売るなどの行動をとったりします。
整頓とは
整頓とは、整理したものをきれいに並べたり、分別したりする作業です。
収納とは
収納とは、整頓されたものを、使い勝手の良さや探しやすさのために
さらに使いやすく分別して収めるなどの作業です。
たとえば、デスクの引き出しなど、文房具を整頓してきれいに並べたものを
また散らからないように、収納用品などで区切るという作業が収納になります。
掃除と片づけは全く別物
このように、掃除と片づけは全く別物で、
きちんと片付けされてから、掃除するというのが理想です。
床や机の上にものが散らかった状態のままでは、きれいに掃除できませんよね。
片付けの前に整理・整頓・収納の作業がある
片付けを成功させるには、ものの場所をきちんと決めておかなければなりません。
①整理
必要なものとそうでないものを分別する
②整頓
必要なものを、揃えたり並べてきれいにする
③収納
整頓されたものを、定められた収納場所へ整えて収納する
片付けを成功する前には整理から始めなければなりません。
収納場所にものが入りきらない、片付けができないと悩んでいる方は、
ぜひ、整理から始めてみてはどうでしょうか?
片付けは日々習慣にして継続することが必要
ものを出したり、使ったりは毎日必ずあることです。
出したらしまうという片付けの行動は、常に習慣づけることが必要です。
整理・整頓・収納・片付けは今日からでも始めることができます。
気になっているところ1箇所でもいいので、チャレンジしてみましょう。
まとめ
掃除と片づけは全く別の行動だということを説明してみました。
家の中を整えると、気分が上がり、モチベーションも高まりますよね。
また、充実感や幸福感も味わえます。
①整理
②整頓
③収納
④片付け
⑤掃除
このステップを、理解して家の中をどんどん整えていきましょう。
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