落ち込んだり、悩んだり、何もやる気が起きない、なんて心の状態になることは
誰にでも経験があることだと思います。
「ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方」という本を読みました。
心が折れても、自分を奮い立たせ立ちあがるためには
コツが必要です。
折れない心とは
- 自分の弱みをちゃんと直視すること
- 自分の弱みを受け入れること
- どんな変化にも対応できること
- 失敗しても立ち直れるタフさ
折れない心というのはどんなものなのか。
どんな状態が心が折れている状態なのかを
定義しておく必要があります。
体の健康が心の健康につながる
心と身体はつながっていて、体が健康でないと心も健康にはなりません。
普段から体を鍛え、体力をつけておくと心にも力がつきます。
姿勢を正し、胸を張って堂々としていると、
心の余裕を保つ効果にもなります。
悲観的な考えにならず、意識して背筋を伸ばすように心がけましょう。
困難から逃げて避けようとすると、心はもっと折れやすくなる
柔軟な心を保つには、適度な緊張も必要です。
気を張った状態と、気を緩めた状態の中間に常に心をおいて
どちらにも柔軟に対応できる心の状態が理想です。
少しだけ頑張って緊張感を持ち、自分のハードルを超えている感じが得られる状態です。
困難や悩み、傷ついたなどの心の状態に陥っても、
心と身体を奮い立たせ、一歩を踏み出さない限り、その困難を乗り越えることも、傷を癒やすこともできません。
人と違うことを恐れない
時として、育ってきた環境や、今いる環境によって、慣れ親しんできた
「〇〇するのが普通だ」
「〇〇しなければならない」
「〇〇であるべきだ」
などという価値観に、こころが追い込まれてしまうかもしれません。
他人や社会が理想とする自分になる必要はありません。
まわりのために、自分自身が生きる必要はありません。
人が感じる6つの恐れとは
- 人と違うことのおそれ
- 何かを失うこと、変えることへのおそれ
- 失敗することへのおそれ
- 拒絶されることへのおそれ
- 将来のおそれ
- 自分の脳力に関するおそれ
こころが折れてしまったときにその原因や根拠がどこにあるのかを
客観的に見て受け入れなければなりません。
恐れに支配されたとき、人が陥りやすい状態
- 萎縮 自信を喪失して劣等感などを感じる
- 怒り 逆ギレして責任を転嫁する
- 諦める 退いて諦める
- 無視 現状を維持し、見なかったことにする
悪い思考になるより、根本の原因に目を向ける
こころが折れて、乱れてしまう原因「ストレストリガー」が存在します。
あらゆる人生の不具合というのは、すべてストレストリガーによって引き起こされているものなのです。
「夫婦の中が悪い」⇒原因「金銭問題」
「仕事に集中できない」⇒原因「睡眠不足」⇒原因「親の介護」
など、引き金になっている問題、原因があります。
まとめ
私自身、よくこころが折れることがあります。
ただ、何もしたくなくて原因から目をそむけていたなあと振り返っていました。
こころが折れる状態は誰にでも起こるので、それと向き合って乗り越えるコツが必要ですね。
心の余裕を保つためにも、普段から自分の体を鍛えることを意識して
心の折れる原因にも向き合った行きましょう。
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