人間の心には許容量(キャパシティ)があります。
心身の状態がいいと、心の余裕ができ、
コンディションが悪ければ、心に余裕がなくなります。
何が起こっても対応できる心のキャパシティを増やしておくと、
冷静に対処し困難にもフルに機能することができます。
強い心をつくるための習慣とは
呼吸はすべての基本
現代人は呼吸が知らないうちに浅くなりがちです。
基本的な呼吸法を意識して身につけ、浅い呼吸を改善していきます。
理想の呼吸のリズムとは、1分間に8回から10回というのが
質の高い呼吸法です。
この呼吸法を意識すると、心の余裕がつながり、緊張と弛緩(気の休んでいる)の間の理想的な心の状態に置くことができます。
心の静寂を保つために瞑想をする
1日3分から5分、短い時間でいいので、瞑想を行います。
何も考えない、今ココに集中する時間をもちます。
今ココに集中するには、自分の呼吸に集中するとよいです。
瞑想を続けると
「疲れにくい」
「集中力があがる」
「ストレスが軽減される」
「冷静を保てるようになる」
などの効果があり、人としての機能をフルに活用し判断力が高まります。
呼吸法や瞑想を継続して日常に活かす
知識として得た呼吸法や瞑想を新しく継続して続けることは実際には難しいと思うかもしれません。
日常に生かしていくことが必要です。
自分自身で変えていくことを決めない限り、習慣化することは不可能です。
体と心を「鍛える」ことを自ら決意しなければ、実践することは不可能で誰も代わりになってくれることはできません。
ネガティブに思い込むことは、いつのまにかそれが真実になってしまう
悪い方に思い込んだり決めつけたりすることは、自らを自己暗示にかけ行動に影響を与えてしまいます。
思い込みや決めつけにによって、得られる結果はほぼ限定されて、自分が思っているようになります。
思い込みや決めつけをやめるには、「〇〇に違いない」から「〇〇だったらどうだろう」という、仮説の考え方にしてしまうことです。
〇〇に違いないと考えてしまうと、答えは一つしかありませんが、仮説として分析して考えると、得られる結果は一つにはなりません。
真実かどうかわからないことについて、思い込みや決めつける考え方をしないようにしてみましょう。
毎日が始まり終えられることに感謝する
周りのすべてのことに、敬意を払い、毎日感謝の気持ちを思い出す。
朝、目が覚めて一番に、朝の活動が始まる前にベットメーキング、または布団をキレイにたたむことをおすすめします。
夜、一日が終わるときにスムーズに布団に入ることができます。
何かしらの問題ごとが起こっても犯人探しをしないこと
誰かのせいにしてしまってもまず意味がありません。
問題の焦点を見失わず、再確認します。
「誰かのせいにして責めることで、得られるものはあるか」
「誰かを裁くことによって得られるものはあるか」
誰かのせいにして犯人を探すことは、
怒りへとうつりかわり、客観的にものを考えられず、感情で物事を考えるようになります。
そして、冷静な判断を失わせてしまいます。
まとめ
強い心と折れない心をつくるための習慣についてまとめました。
- 呼吸を整える
- 心の静寂のための瞑想を行う
- 呼吸法と瞑想を日常的に行う
- ネガティブな思考はそれが現実となる
- 客観的に主体性をもって行動する
- 毎日に感謝する
- 問題が起こっても犯人探しをしない
自分自身の強い意識をもって変わらなければ、他人に変えてもらうことはできません。
強い心をつくる習慣を毎日繰り返し行う決心をして続けることで
折れない心、折れても立ち上がれる強さにつなげていきましょう。
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