自分の中で正しいと思っていることと、違うことを他人が言ったり行動したりすると
腹が立ってしょうがない、怒鳴ってしまう、イライラしてしまうなどということはないでしょうか。
そんなときでも、いったん心を落ち着かせ、冷静に物事を考えられるようになると
自分以外の人間との関係も良好なものに変えていくことができます。
意見の違う他人の考えを自分の考えへの道具だと考える
誰もが異なる意見、意思をもちながら共存して生きています。
生きていれば他人とぶつかるということは多々あります。
怒りや悲しみ、憤りを感じれば、心が落ち込んで何もしたくなくなり
誰とも話したくないなど心が折れそうにもなるでしょう。
でも、他人の意見と自分の意見が違うことは当然のことであり、
そのことが原因で、心を乱してしまうことは無駄であるのです。
自分が正しいのか、相手が正しいのかと考えることはやめるべきです。
どちらが正しいのかに囚われ、心を塞いでしまってはそこには対立しかうまれません。
他人の考えを理解しようとすると、自分にはなかった新しい視点に気がついたりちがう未来が見えるかもしれません。
多くの人の考えは排除するのではなく、材料としてあるかうべきです。
冷静でいることを心がけ、対立することにつなげないようにします。
真実はたくさんある
毎日生きていく上で、絶対にこうだということはありえません。
さまざまな視点から見る考え方があり、自分の立場で見た考えはこうだが、他人の立場で見た考えはちがうものであることに、腹を立て対立しようとすることをやめましょう。
真実はいくつもあることを、冷静に理解し
物事をポジティブに解釈しようとするほうが、ずっと成功や幸福感へと近づきます。
人は自分の信じたい事柄に対して、真実だという傾向があります。
社会や人間の多様性を楽しんで生きることを目指し、思い込みの真実に振り回されないようにしましょう。
思い込みの真実に振り回されては、未来の可能性を広げることができません。
まとめ
他人との対立は、お互いの考えが真実であるということを互いに譲らないというようなことがほとんどだと思います。
ものの見方を広く変えてゆく工夫をしていけるといいですね。
- 第3者だったらどんなふうに考えるのか
- 解決しようとするのではなく、改善、改良するにはどうすればいいか考える
- 問題が解消されている状態をイメージする(どのようになりたいのか)
- 失敗したことに思い悩まず、成功させるための方法へ思考を変える
自分の価値観だけに囚われた一つの考え方だけにとどまらず
物事の解決方法も視点を変えると、自分の価値観考え方にも変化を起こすことができるはずです。
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